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一ノ谷の合戦・平敦盛。 

武蔵野合戦・花一揆・饗庭命鶴丸。

平家物語でもしられている、熊谷直実に呼び戻される、平敦盛(16)の若武者。  

もう1枚は太平記にも出てくる、足利尊氏の親衛隊の隊長であった鶴丸(18)が、

武蔵野合戦で梅の花を兜に挿した集団として戦にのぞんだ姿だそうです。

 昔の武者は、戦の美学があり、大鎧や一騎打ちで、自己アッピールしている所が多かったそうです。

 浮世絵にも武者絵があるそうですが、歴史画との違いは、歴史画にはしっかりと時代考証と、物語が描かれている所だそうです。  

時代考証で資料を調べて、参考になるものが無い時は、近い時代のもので代用するのだそうです。 

 今は、歴史画を描く人は、少なくなってしまい、時代考証を研究する学者もいなくなってしまったと、先生は嘆いておられました。

京都・浄瑠璃寺(平安朝寺院)真言宗。  歴史画の風景画として大和絵風に書かれたそうです。

諏訪大明神画詞:諏訪祭編

  普賢菩薩。

諏訪祭編は、本地垂迹説から始まります。

  仏陀の慈悲は奥深くして容易に現れない。 

そこで仏が神として現れ信心を行う仲立ちをするのだそうです。  

上宮の本地は普賢菩薩、下宮の本地は千手観音だそうです。

   
   
   
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