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薬草講座:武居末子先生

 
   
   

食事の後は、身近な薬草の活用法という事で講義をして頂きました。 

初めて医薬が作られたのは、西暦150219年の中国の張仲景によるそうで、傷寒難病論という著書も残っているそうです。 

 薬用植物は本来すべて毒草で、薬効の高い薬草は300種ほどあり、県内で自生するものは120種ほどあるそうです。

  生薬で一番多様なものは植物で、全草・根・枝・葉などがもちいられるとか。  

まずは、薬草と類似の毒草の判別、採取時期・利用加工法、用いる人の状態等の正しい知識が必要になってくるそうです。

   
   

身近な薬草としては、甘草、アキカラマツ、ゲンノショウコ、オケラ、センブリ、ドクダミ、オオバコ、

ハコベ、イカリソウ、キンミズヒキ、ヨモギ、ショウブ、アカザ、シソ、

樹皮を使うものとしてキハダ、ホウノキ、実を使うものとしてクサボケ、キカラスウリ等を紹介して頂きました。

  桑は樹木全てが薬となるそうです。

   
   

先生曰く、薬は草+楽。  楽は健康。  健康は最大の省エネとなるそうです。

   
   
   
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