11/20

毘沙門天像(四天王の内の一体のみ残)・普賢堂。                  不動明王像・普賢堂。

何れも、普賢菩薩(佛法紹隆寺蔵)の脇侍として祀られていたものだそうです。  鎌倉時代末〜南北朝の作。

明治の廃仏毀釈のおり、廃寺となる寺の仏像は関連寺院(主に真言宗)に受け継がれたそうです。

次に、仏像の話をして頂きました。  

 善光寺式阿弥陀三尊像は、一つの光背の中に阿弥陀三尊が描かれているのが特徴で、

中央・阿弥陀如来、右・観音菩薩、左・勢至菩薩だそうです。 

 阿弥陀如来は人が亡くなると、極楽浄土からやって来て、

その人の品格による往生の仕方を9種類(上・中・下品、上・中・下生)の印で示されるそうです。

  上に上がった手には上品を、下に下がった手には下品を示すのだそうです。

続いて、33段の階段を上り、開山堂へ。

   
   
   
寺社一覧へ 目次へ・・・次ページ・・・戻る