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最後に小袋石の脇にあるのは、玉尾社。 祭神は興玉神(猿田彦神・伊勢正宮の地主神)・本地は釈迦如来だそうです。

   
   

小袋石・七石の中では一番大きい石で、硯石・沓石と似た岩石に見えますが、

守屋山の麓にあるので、これがグリーンタフに当たるのかは私にはわかりません。  

小袋石は、船を繋ぎやすい形をしており、諏訪湖の水がここまで来て、

船をつないだので舟つなぎ石とも言われるそうですが、現在の小袋石は標高880m付近にあり、

日本に人が住み始めたのが、3.5万年前頃、氷河期も終わりに近づきここらにも人が住んだと考えられるのは、

2万年前ぐらいとすると、午前中の講義では、諏訪湖の水は既に天龍川に流れており、

平安時代の最高水位780mとの100m近い差をうめる現象は見つかりませんでした。

   
   

小袋石は、原始母神の信仰の影響もあってか、おふくろ石とも言われていたそうです。

   
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