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フオッサマグナでの火山活動は250万年前頃から盛んになった。 

 300120万年前の火山活動とともに、糸魚川―静岡の断層の活動が始まった。 

 140万年前に塩嶺火山群が構成された。  

12080万年前には、霧ヶ峰・八柱・北八ヶ岳火山群の活動が有った。 

 三峯・130万年前、鷲ヶ峰・88万年前、霧ヶ峰の活動は9575万年前、車山山頂・75万年前頃まで活動。 

 諏訪の大地は標高9001000mのなだらかな高原面を造ったが、

糸魚川−静岡断層活動の進みによりプルアパートヘイズン(平行する左横ずれ断層に挟まれた一帯が引き延ばされた陥没地)となる。

  8030万年前には南八ヶ岳の火山活動が始まり、諏訪の盆地の拡大が進んだ。 

 5020万年前八ヶ岳火山群の噴出物や、権現岳崩落により釜無川への流れが堰き止められ、諏訪湖の形成がはじまった。

 天竜川が形成、諏訪湖の流れがそちらに変わったのは1814万年前頃だとか。

   
   
八ヶ岳の火山活動は2300年前まで続いたが、火山活動終息後は、

盆地周辺での断層活動が活発化して、小丘や段丘が形成されていった。

  糸魚川―静岡構造線に沿ったズレにより中央構造線は岡谷・茅野間で
12kmのズレが見られ、

茅野から富士見にかけては、テクトニックバルジ
(船団状の小丘地形)が多くみられる。
   
   

ボーリング調査が進み、諏訪断層にそっての熱水の分布、盆地の沈降量と構造も明らかになって来た。 

   
   
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