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湖上での飛行訓練写真・大正6年。

当時の航空写真・下諏訪町。

   

かっては、諏訪湖で戦車や飛行機が下りたとの話がありますが、貴重な写真が残されていました。 

 甲府から諏訪湖にやって来た飛行機はモ式19号・20号だそうで、フランス・モーリスファルマンの飛行機を基に国産化されたものでしょうか。  

   
諏訪湖の気温。 

明けの海の回数。

   

御渡の発生の様子もだいぶ分かって来たそうで、最初のグラフは1/1日〜2/5日の間の諏訪湖の気温を示したものだそうです。

青線は昭和56年以降の23回の明けの海の平均気温、赤線は昭和56年以降の13回の御渡年の平均気温を示したものだそうです。

(緑は平成30年・御渡年の気温)  グラフ赤線によると、3回目の低温で、御渡が出来る様です。 

  次の図は、50年間ごとの明ケの海の回数で1443年から2013年の記録だそうです。 

 2000年以降は、18年間で11回と更に明ケの海を更新しそうで、温暖化の進行表わしている様です。

   
渓斎英泉・木曽街道六十九次・塩尻。  

大きな御渡。

   

江戸時代に湖上を渡る姿が描かれていますが、湖上には200ケ所以上の釜穴があり、

漁師は良く知っており、旧高島村の漁師達も冬には案内役でもやっていたのでしょうか。 

 昔は、出来る御渡りの大きさも大きく、大音響を発した、

不思議な急変に畏敬の念が生まれ、荒れ狂う諏訪湖を鎮める自然信仰の原点になったのではとの事でした。

   
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