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御作田神社。 

石垣の所から、左・温泉と右・清水。 清水は花見新道の断層崖下から湧き出ているそうです。

   

亀甲積のガッチリした石垣。   石垣には雨の為、ここでの神事はとりやめとの看板が出ていました。

   

神事が有る時は、祭典の舞台と大総代達で狭い境内は一杯になるという事でしたが、

ここでの神事は中止という事で、境内に人影もないので、中に入れていただきました。

  斉田は三坪ほどの広さで、柵にはソヨゴが結ばれていました。 

  水は石垣の清水と同じものを引いているのでしょうか。 

 ここに植えられた稲は、1ケ月後には実と言われ、下社の七不思議にもなっているそうです。 

 昔は、6/30日にここで田植えを終わり、翌7/1日には遷座祭が行われたそうですが、

今では遷座祭は8/1日となり、ここでの稲が鉢植えで熟稲として奉納されるのだそうです。 

 最近の稲は、1000m以上の高地に適した品種・キラリンで、田んぼも棚田の様にあまり広くないので、早く実のかも知れません。 

 マリオ倶楽部203回に藤島社に合祀した上社御作田明神を訪れた事がありますが、

そちらの田は広く、室町時代には下社と同じ6/30日に田植えを行っていたそうですが、

今は5月末から6月初めの日曜日に行われるそうです。

   
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