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第二百二十一回自然と歴史探訪里山の赤い鳥を訪ねて

   
   
今日の講師・林正敏先生。  花曇りの諏訪地方。

塩嶺王城パークライン:

 

今回は、林正敏先生の探鳥教室です。  

  林先生には、7年前の第142回のマリオ倶楽部でお世話になっています。  

 その時は、塩嶺閣にお邪魔して、大鷲の模型を使ったグルの話、標本を使った鳥の羽の話等をして頂きました。 

   今回は、外に出ての探鳥会という事で、バスに乗って訪問先となる塩嶺王城パークに向かいます。  

  外には薄雲は広がっていますが、周りの山も良く見渡せ雪が降る事はなさそうです。   

 バスの中で、先生が塩嶺で見られる赤い鳥について説明して下さいました。   

 赤い鳥は、イスカ、オオマシコ、ベニマシコ、ジョウビタキが居るそうです。  

  その中でも、イスカは冬に繁殖し、大寒の頃に子育てをしていくそうです。  

 イスカのはしの食い違いと言われる様に、松の実を食べるのに嘴が交差し、最初に曲がった方向のまま上下に合わなくなってしまうそうです。 

   ジョウビタキも、春になり北海道のあたりで繁殖するそうですが、最近は八ヶ岳や塩嶺でも子育てするのが見られるそうで、

そのうちスズメなみにこの辺りでは見られる様になるのではとの事でした。   

 最近イスカの子育ての話が全国に広がり、子育てを邪魔するカメラマンが増えたので、

県に注意を喚起するカンバンを作ってもらったそうです。

   
   
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