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国宝の本殿・釣屋・中門。  

 保存修理には8ケ月ほどかかったそうで、遷座祭は11/1511/17まで行われたそうです。 

 用材は以前は高瀬川入神明宮御料林からの調達だったそうですが、今は不足しており木曽からも調達しているそうです。

  1582年武田氏により仁科氏滅亡、武田氏滅亡後は松本藩が管理、

1636年松本藩主・松平直政が大町の金原周防に造らせたのを最後に、以後は新築ではなく保存修理を行って来たので、

室町時代の形式を残した日本最古の神明造の社となっており、国宝となっているのだそうです。 

 祭神は伊勢神宮内宮の天照皇大神、女神様です。

   
   

本殿は大和朝廷系の平入で、女神なので千木の先端は水平に切られ、勝男木は偶数の六本になっているそうです。 

 左右に棟木を支える棟持柱があり、破風板が伸びて千木となっています。  破風板には4本の鞭懸。

   

本殿の擬宝珠高欄、中門の板蟇股は室町時代前後の仏教寺院建築様式だそうです。  

 擬宝珠は、鎌倉時代の物も有るそうです。  手前のが古そうなのでそうかな?

   
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