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行屋は、講という信仰を同じくする人が集まる場所で、神座と祈祷所、隣に勝手場があるそうです。  

建物は明治初期に造られたものだそうで、諏訪地方に残っている唯一の行屋だそうです。  町指定文化財。

屋の横に新しく追加された覆屋に安置された観音像。 不動滝の上に並ぶ不動尊。
滝の水は、普段は止まっている様です。   滝の脇には、修行の本尊とされる大岩不動明王碑があります。 

   真言密宗大本山・大岩山日石寺(富山)には不動明王が祀られています。   

飛鳥時代の呪術者で修験道の開祖とされる役行者は、不動明王(大日如来)の化身とされているそうです。
行屋を少し上った所に、上汐があります。  東俣川の水を岡谷に引いた汐だそうです。
   
   

熊野神社の拝殿に向かって、長い石段が更に続きます。  

 前回訪れた時、横山先生から石不足のおり、高島城を築城した初代高島藩主・日根野氏から寄進された石段があると、

教えて頂きましたが、この時はまだここに熊野神社は無かった事になるので、

寄進の石段はこちらではなく、拝殿から霊神碑を通り、お山碑に向かう急な石段がありますが、そちらなのかもしれません。      

   
   
   
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