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拝殿脇に二本の御柱があります。 

 ここでは四本では無く二本だけの様です。 

 神社には本殿があります。 

 本殿の前には、室町・1458年の墨書銘を持つ狛犬がありました。

神舟の薄が川底ですれて片葉になったとされる薄がありました。 

 三の鳥居手前には神明造りの社があります。

  須々木水神社は、古社で平安初期・867年の日本三代実録には正五位の神社として載っているそうです。

唐が高麗を滅ぼしたのは668年、

高句麗の王族とされる信濃国人・卦婁真老がこの地に来て開拓を進め須々木の和名をもらったのが799年で、

開拓の祖神として薄川の神として祀られたのが須々木水神社の始まりとされている様です。 

 その後841年に国府が上田から松本に移ったのは、地震によるものだそうです。

  松本平から善光寺平にかけては、高麗の職業工人にまつわる

帰化人系氏族・村上・篠井・安坂・田河氏等が多いそうですが、

ここ山辺にも6世紀末には、渡来系の大甘氏がいたそうです。

   
   
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