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発掘調査が一挙に広がり、大学だけでは追い付かず、各市でも取り組む様になったそうで、

先生も岡谷市の調査にも携わって来られたそうです。 

 調査が多忙で、博物館に死蔵していた出土品も、

今年になって信州の特色ある縄文土器として158点が県宝に指定され、

日本文化のルーツとしての縄文文化の見直しがされる様になったそうです。

人類の歴史は20万年ほど前のアフリカで生まれたホモサピエンスに始まるそうで、

7万年ほど前に3方面に拡散、北ルートを行ったモンゴロイドは5万年ほど前に日本にやって来たそうです。

  モンゴロイドは、14千年前にはアメリカ大陸にも渡って行ったそうです。

 人間も環境順応して変化しており、北に行くほど白くなり、モンゴロイドは黄色人種だそうです。 

 土器を用いた縄文人は、最初に日本にやって来た古モンゴロイドの系統で、

稲作を持ってやって来た渡来系弥生人は、東ユーラシアで寒冷地適応した新モンゴロイドだそうです。 

 本土では、新モンゴロイドの勢力が拡大、

古モンゴロイドの強く残っているのは、アイヌと琉球で全体の20%程度だそうです。

定住と土器の使用が始まった縄文時代は、BC13000,年〜BC300,年ぐらいの期間を指すそうです。 

 縄文時代も土器の形態・形式から6期に分けられるそうで、気候の変動によるところが大きいそうです。 

  日本最古の土器は、青森県大平山元遺跡で発掘された、BC14500頃の土器だそうで、世界最古でもあるそうです。

   
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