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水眼の源流:

前宮の横には、年間を通して水温が1314℃の御手洗川で神水の水眼・スイガの清流が流れていますが、

その源流は1Kmほど登った山中にあるという事で、今回そこを訪ねる事になりました。 

 樋沢の林道を行くとやがて樋沢の砂防堰堤に出ます。

アブラチャン。

   

しばらく、水流にそって登っていくと、開けた所にでます。

  源流は400mほど積もった複輝石安山岩の底から湧き出ているそうで、

昭和5年の地理学者・三沢勝衛氏の調査によると、湧き出る量は毎秒1.5t、水温10.7℃で中性だそうです。

  それが、前宮のあたりまで行くと多少温度は上がるそうですが、

水素イオン濃度は変わっていないそうで、他の水流と混じらない様、工夫して水を運んでいるのがわかります。

   
   
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