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津島神社拝殿と本殿、本殿は江戸初期のものだとか。 

 今回は、参拝無で境内の奥の広場へ向かいます。

広場の奥には、二っの歌碑がありました。

  右は、夕日さし虹も立ちぬと舟出せば・・・というアララキ派の創始者で、

赤彦の師事した伊藤佐千夫が明治37年に初めて諏訪に来た時に詠んだ歌だそうです。

  当時は、交通の便も悪く、佐千夫もなかなか諏訪までは来てくれなかったそうです。 

 左の歌碑は、斎藤茂吉の碑だそうで、諏訪のうみに遠白く立つ流波・・・、

茂吉が大正2年に赤彦を訪ねて諏訪にやって来た時の歌だそうですが、

赤彦に会えずに宿に戻った所で、伊藤佐千夫の訃報を受け、夜中に赤彦に知らせたのだそうです。

  そんないきさつを教わったところで、次の訪問先の柿蔭山房へと向かいます。

   
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