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和田峠・トンネル付近の紅葉。

三峯山方向の冠雪。

   
黒曜石体験ミュージアム。  星糞峠の紅葉。
   
   

大門街道に出て、少し下ると右手に仏岩が見えてきます。 

  左の岩の頂上に見えるのが、宝篋印塔です。 

マリオ倶楽部で仏岩に出かけたのは、8年ほど前の第96回の時でした。 

 皆さんガンバッテ狭い山頂の宝篋印塔の鉄柵につかまっていたのを思い出します。

  宝篋印塔は日本では、鎌倉初期から造られ始めたそうですが、

ここのは鎌倉後期で在銘のある宝篋印塔では県内最古のものだそうで、県宝にも指定されているそうです。

  江戸時代になって、岩茸取りの村人により発見されたそうで、

誰によってこんな所に造られたかは不明だそうです。 

 鎌倉中期になって、律宗僧による戒律復興運動も全国展開されたそうです。

似た様な宝篋印塔が律宗の僧・忍性が供養導師となって造られ元箱根にあるそうで、

その寄進者の中に鎌倉幕府の基礎を創った千葉常胤の三男・武石肥前守宗胤の名があるそうです。 

  仏岩の宝篋印塔にも肥前大守の名が刻まれており、これは武石肥前守宗胤ではないかとの説があるそうです。 

 又、宝篋印塔に納められる宝篋印陀羅尼によると、

宝篋印塔は仏身で、高山峰上に建立するのが良いとされているそうです。   

   
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