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観音院の本尊は十一面観世音菩薩だそうで、室町時代のものだそうです。

湖中から漁師の網にかかつて引き上げられたというので、大安寺の様にどこかの寺から流されたのかもしれません。 

 以前は60年に一度の御開帳だったそうですが、今は年に一度は御開帳されるそうです。 

 今は内陣の御簾の中、脇侍の不動明王と毘沙門天は拝観出来ます。 

  外陣の右の柱の所で椅子に座っているのは、賓頭盧尊者、

こちらも室町時代のものだそうで、いずれも市指定の文化財だそうです。 

 観音院は小坂秋月ともいわれ、南信八名所にもなつているそうで、

句会も多数開かれたのか、俳句の奉納額が多数ありました。 

 江戸中期の書家・篆刻家であった三井親和の観世音額もありました。

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