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現在の本堂は、江戸中期に高島藩四代藩主・忠虎によるものだそうで、

まだ立川流が出てくる前なので大隅流の建築となっているそうですが、

後の大隅流の祖となった伊藤弥右衛門ではなく、同じ藩作事方大工棟梁・牛山善助と花岡礎右衛門の作だそうで、

後の大隅流の建築と比べると屋根の形等違う所が幾つかあるそうです。 

 頭木鼻が扁平で上向きの象鼻の所は当時の建築の特徴だそうです。 

 柱の上部が丸く、隠れる部分は切りっぱなしという合理的な所は大隅流というより、

後の立川流に影響をあたえているようにみえました。

一渡り堂内を見学した所で一休み。   

今日は、御住職は不在だとか、寺を管理しておられる藤森さんが、お茶を入れて下さいました。

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