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角名川橋と大河原堰の樋。  

芹ケ沢村・風除の松。

水田を守る暴風林は、赤松の林だそうで、養川の生まれる少し前に植えられたものだそうです。

八ヶ岳総合博物館:

最後は、八ヶ岳総合博物館にある、坂本養川コーナーで、坂本養川の勉強の総仕上げです。

  最初にビデオで、戦の終わった江戸時代に進められた新田開発の進みと

それによって生じた水不足、そんな時期に名主・養川が経験した田潰し、

それを機に灌漑の技術を磨いた養川、
10年にわたる諏訪藩への提案、

それを知った水を取られる側の住民達の反発と説得、

提案が承認されても藩からの金銭的な補助があったわけではなく、

木の伐採権と作業権への補償をもらっただけで、

堰を造る労力は、関連する村人の協力で農閑期の合間に作り上げたものだそうです。
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