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橋へ続く道の脇には、滝温泉への導き観音が並んでいました。 

 江戸時代に滝温泉への客の道案内に、一丁・109.1m塚として寄進されたものだそうで、

昭和48年に、残されていたものをここに集めて保護したものだそうです。 

 養川の堰の特徴は、八ヶ岳山麓の降水量も多く、

地層も古く安定して水の得られる北側の川の水を南側の川へと順に送って、

水量の少ない南側の地域を潤した所だそうです。 

 ここ滝の湯川の地層は板状になった120万年ほど前の八子ケ峰火山によるもので、

隣の渋川は5万年程前の横谷峡溶岩、と南に行くほど地層も新しくなっている様です。 

 ちなみに、八ヶ岳の溶岩は2300年前の坪庭溶岩が最後だそうです。 

 少し下にある、蓼科湖は滝の湯堰の水温を上げる為に1952年に造られた温水溜池だそうです。

大河原堰・取り入れ口

蓼科にあった、一軒だけの床屋・10年ほど前までやっていたとか。

かって賑わっていた、城の平。

かって全国高等学校スケート選手権大会も行われた事もある、

城の平の奥の滝の湯川と長谷川の合流点に大河原堰の取り入れ口はありました。

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