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本堂前も参拝客で行列状態、市瀬住職もおおいそがしで、

松源寺や井伊直親の話をしてくださいました。

松源寺は、戦国時代の初めに松岡城主・松岡貞正が開基で、

弟の文叔瑞郁禅師によって開山された寺だそうで、井伊直親が逃れて来た時は、

現在の地より少し上の牛牧村の寺山に造られたそうです。 

 その後、織田軍の兵火で焼失、家康により松岡城廃絶となった後に、

伊那郡代官の朝日受永氏が、関ケ原の戦いの功労により、幾つかの神社・仏閣の寄進を受ける事にしたそうで、

松源寺もその一つとして現在の松岡城址に再建されたものだそうです。 

 その後明治30年に火災に合い、現在の本堂は明治33年に再建されたものだそうです。

  寺紋は丸に左三階松、松岡氏の家紋ではなさそうなので、朝日氏のものかな? 

 朝日氏の祖先は、木曽義仲の妻・山吹だというから、金刺一族になるのかもしれません。

松源寺前の桜は、エドヒガンザクラ・樹齢は300年ほどだそうです。 

  参拝の後は、松岡城址を見学に行ってみました。

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