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本尊の祭壇の脇には、須弥壇が似合いそうな十二神将・四天王が並んでいました。 

 鎌倉時代のものだとか。

お茶をご馳走になりながら、堀川住職の紹介とお話を伺いました。 

 堀川住職は、岡谷の照光寺・真言宗に居られたそうですが、

無住であった萬願寺に20年ほど前に移ってこられたそうです。 

 先ほどの太鼓は諏訪太鼓宗家の小口大八氏直伝の太鼓だそうで、

今では塩田地区に平和を願う太鼓・和願太鼓を創設されたそうです。

最後に、お大黒様に記念撮影までしていただいて、今回の旅を終える事ができました。 

 今回も盛り沢山の見学となりましたが、最後の萬願寺さんの仏像達を見て、

明治の廃仏毀釈により生島神社の神宮寺は廃寺、塩野神社にも神宮寺が有ったとも聞きましたが、これも廃寺、

前山寺三重塔の中は倉庫状態、末寺の中禅寺の薬師堂は、子供の遊び場、

そして学校へ転身した萬願寺には、仏像が避難と、

果たして塩田の寺への廃仏毀釈の影響はどんなもんだったのかなと思いつつ、

今回の旅を終えました。。

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