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薬師如来坐像(国指定重文)は、カツラの寄木造りで、平安末期のものだそうです。 

 台座に流鏑馬の墨絵があるという事で探しましたが見当たりませんでした。  

あとで調べたら墨絵があるのは、台座の下の受座の面で台座が乗っているいるので、通常では見えない様です。 

 光背・薬瓶・蓮華座等かなり破損もありますが素敵です。

須弥壇の上には、もう一体仏象がありました。 

 十二神将(重文)一つだそうですが、支獣が欠けているので名前はわからないそうです。

  ヒノキの寄木で作られた南北朝末期の作品だそうです。 

 時代・大きさのバランスから見ると、他の堂から移された可能性もあるとか。

薬師堂の裏の五輪塔(市指定有形文化財)を見に行ってみました。 

 前の石垣も整備されて、10年前に訪れた時とはどこか違ってみえましたが、

大きなウワズミザクラの根元にあるので、場所は変わっていない様です。  

   

中禅寺は、前山寺の末寺だそうで、本堂は何度かの火災に合い今の本堂は江戸末期に建てられたものでそうです。 

 本尊は延命地蔵菩薩。

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