8/21

前山寺は、どうしても三重塔に目が行ってしまいますが、重厚な造りの寄棟茅葺の本堂もすばらしいです。

 唐破風の向拝に刻まれた本の字は、多くの末寺の中での本寺を表すものだそうですが、

見る場所を変えると防火の水にも見えるそうです。 

建てられたのは何時かはわからない様ですが、彫刻を見ると庫裏と同じく江戸末かもしれません。

本堂・本尊の大日如来。

屏風絵・襖絵もすばらしい。

宝篋印塔。 

大きな碑に刻まれているのは、アビラウンケン・大日如来に唱える真言だそうです。

   

庭には古そうな五輪塔がありました。 

 階段脇にあったモクゲンジ、以前訪れた時はクロモジかと思っていましたが、

クロモジの仲間のモクゲンジだそうで、黒い実がクロモジより多少小さいそうです。

寺社一覧へ 目次へ・・・次ページ・・・戻る