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神楽殿。 

神社には、ちょっと気になる建物が二つあります。  神楽殿と歌舞伎舞台です。  

現在の建物は、歌舞伎舞台が明治元年に造られたものだそうです。 

 神楽殿は、創建当時のものとすると戦国時代のものという事になります。 

 屋根には武田菱が付いており、武田氏にまつわる建物が有ったという事で、

内殿も戦国時代のものだとすると、かっての生島足島神社全体が武田信玄によって再建されていたのではと考えられます。

  しかし、信玄の頃に歌舞伎舞台というのはちょっと早すぎるので、

代わりに何があったのだろうと疑問がわきます。

 歌舞伎舞台は、左右の太夫座、廻り舞台、せりあがり等も残っており、

県内の農村歌舞伎舞台の中で最大級のもので、県宝にもなっているそうです。

一時は戴明学校下之郷学校の校舎としても使れたとか、成り立ちはちょっと違いますが、

坐光寺の麻績神社にある歌舞伎舞台付の学校としてつくられた麻績学校校舎が思い出されました。

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