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関札は、一宿一大名と客がだぶらない様、宿場の出入り口に提示したものだそうで、

木の大きな札で各大名が自分で用意して来たものだそうです。 

 本陣では、宿泊客の重複が無い様調整も行ったとか。 

 使用済の札は本陣にさげわたされたそうです。

今回は特別に掛札も見せて頂きました。 

 紙の関札で、本陣・脇本陣の門前に提示したそうです。 

 掛札は400枚ほど残っているそうで、対象の客は青森から九州までと全国に及んでいるそうです。 

 関札には、利用の種類も書かれており、宿・泊・休・小休とあるそうです。  泊は連泊か。 

 公家さんは、宿代は無料だったそうです。 

  柳生但馬・大久保彦左衛門・林大学・遠山金四郎等馴染みの名前もありました。

主屋は1801年以前の造りで、ここ京風の数寄屋風の奥座敷も1811年以前のものだそうです。 

 庭園は泉水石組の庭園で、中山道随一だそうです。  作庭には10年ほどかかったとか。

 日本の庭園100選にも選ばれているそうです。  本陣用水は承知川の水を引いているそうです。

   
   
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