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第二百十六回自然と歴史探訪[伊那谷に味噌づくりを学ぶ]

   
   
経ケ岳。

蕎麦畑。

   

羽廣山普門教院仲仙寺:天台宗・羽広観音

 

今回の旅は、長寿県・長野県を支える健康食品のみそ造りを、

ハナマルキさんの新しく出来た味噌づくり体験館で体験してみようという事で企画された様です。 

   味噌造り体験は、12回行われているそうですが、今回は午後の部に申し込まれたとかで、午前中は近くの仲仙寺を見学する事になりました。  

  今朝は生憎の天気、バスで出発したところで雨が当たってきました。  

  仲仙寺へは、2007年の第63回のマリオ倶楽部で一度訪れた事があります。 

  仲仙寺は平安時代・816年に天台宗第三世座主・慈覚大師が大神護山に登り、

霊木で十一面観音を刻み、その木片に法華経を書いて、山頂の岩屋堂に納めたのが始まりだそうです。  

 その後、藤原法師が仏像を本尊として、寺を建て藤宝寺としたのだそうです。  

 かっては、12坊を持つほどに栄えたそうですが、武田信玄の戦火により焼失してしまったそうです。  

 江戸時代・1613年にこの辺りの領主でもあった,初代松本藩主・小笠原秀政が寺を現在の地に移し、仲仙寺として再興したのだそうです。  

 慈覚大師が納経した山は、後に経ケ岳と呼ばれる様になったそうです。  

 バスが辰野を過ぎる頃には雨も上がり、経ケ岳も見えてきました。    

農道ぞいの蕎麦の花も見ごろ、上の赤蕎麦も見ごろかもしれません。 

   
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