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仁王像の裏には、左右に毘沙門天・弁財天の顔を持つ、三面大黒天と聖観音立像がありました。

   
   
   

五幹の赤松の奥が本堂。   

  屋根には、中央に五七桐、左右に丸に二つ引きの紋が光っていました。 

 丸に二つ引きの紋は、足利氏の紋だそうですが、室町時代に京からやって来た、萩野氏の家紋かもしれません。

  五七桐のほうは、秀吉から賜った福島正則の家紋でもあり、曽洞宗の寺紋でもあるそうてです。

本堂に上げて頂き、他のお客さん達と一緒に葛飾北斎の晩年の大作・大鳳凰図を見ながら、

寺の説明、福島正則公、俳人一茶の話等をして頂きました。  

 堂内には、中野の土雛、景徳鎮の壺、福島正則公に関する品等が展示されていましたが、堂内撮影禁止で紹介出来ません。

   その中でも、やはり圧巻なのは鳳凰図。 

 北斎89歳の時世話になっている市村家の菩提寺・岩松院に残した作品で、12枚の檜の板に描かれたものだそうです。 

 ちなみに、鳳は雄で、凰は雌だとか。 

  椅子に座って天井を見上げるので首が痛くなります。

   
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