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ちょっといっぷく:-宇喜世松の間

ひとわたり見学の済んだ所で、一階の松の間・45帖で海の幸・松花膳の昼食を頂きました。 

  この辺り、田端町(仲町3丁目)は、城の移転に伴い福島城下から移転して来た町だそうで、

江戸初期には特定の場所での営業権利・町座のあった所だそうです。

ここでは鮮魚・四十物の権利があり、宇喜世も最初は魚の卸をしていたそうです。 

 江戸も中期になると、城下町以外の商業も発展、町座の権利も薄れていき、

江戸末期には仕出し屋となり、明治初めに割烹料亭となったそうです。 

 高田は明治になって陸軍駐屯地となり、この辺りも軍人向けの繁華街として発展したそうで、

  幸い、終戦時にも戦火に合う事もなく、古い建物も残っているとか。 

 宇喜世という名は、世の中を喜ぶという事で、昭和8年からこの名になったそうです。

中庭・日本庭園。 ここにも達磨。
   
   
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