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第二百六回自然と歴史探訪[川と海はつながっている・上越を訪ねて]

後立山連峰(爺ケ岳〜白馬)。  北信五岳(飯綱・黒姫・妙高)。  

百年料亭・宇喜世:国登録有形文化財

長野県を水源にして新潟県に流れ込む川は、姫川・信濃川等がありますが、直江津へと下る関川も、

水源は新潟の焼山ですが、長野県の信濃町を通る川です。  

 今回の旅は、そんな川辺の民が、関川の流れる高田の町で海の幸を堪能し、

日本海へと流れ出る直江津の街で魚達の舞い踊る姿を楽しもうと企画された様です。 

  今朝は、何時もより30分ほど早い830分に中山バスさんの車で出発。  

 岡谷を出る時は、マリオ倶楽部では珍しく雨の中の出発でしたが、

塩嶺を越えると、雨もやみ北アルプスの山並みを眺めながらのバス旅となりました。 

  途中、松代で休憩、北信五岳を眺めながら、最初の訪問地高田へと向かいます。  

  高田城址へは、200991回のマリオ倶楽部で一度訪れた事がありますが、

ここも諏訪とも縁のある所で、高田の町は、徳川家康の六男・松平忠輝が1610年、

前田氏のおさえとして、直江津にあつた福島城に入り、4年後・23才で伊達政宗の縄張りで高田に城を築城、

この時福島の城下町も一緒に移動したのが始まりだそうです。  

 忠輝公は2年後の1616年には、キリスト教・ヨーロッパ通商等で幕府ににらまれ、

伊勢に流され、1626年には高島藩にお預けとなり、92歳に諏訪で亡くなったそうです。 

  そうこうするうちに高田に到着、城下町の移転に伴って一緒に移転した65の寺社の集まる寺町を通り、

最初の訪問先・宇喜世のある、駅の方へ向かいます。

   
   
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