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牛伏寺は、慶長17年・1612年と寛政81796年の二度の大火にあっているそうです。 

 現在の如意輪堂が出来たのは、江戸中期・寛政10年・1798で寛政の大火の二年後となりますが、

屋根にあるのは、小笠原家の家紋、この時はすでに牛伏寺は高島藩領で、

同じ頃造られた本坊には高島藩の家紋がある所を見ると、如意輪堂は寛政の大火で燃えたのではなく、

本坊新築に合わせて、小笠原家により造られた堂を改築したのかもしれません。

如意輪観音・鎌倉前期・県宝。   如意輪観音は聖徳太子の念持仏でもあったそうです。

惣門・平成19年改築。    龍の蟇股は、旧門にあったもの。

  前回は旧門1833年のものでした。

惣門は、外構えの大門・表門であり、昔の参道はこちら側だったのかもしれません。

   
   
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