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やがて吉田館の門柱に到着。 

 向かいには、ちょっと素敵な三階建ての建物がありました。 

 瓦には丸に十の片倉のマークが付いていました。

吉田館は1873年・明治創業の製糸工場で、平成3年まで工場をやっておられたそうです。

  ここには、県内最高の56階建ての高層木造倉庫があったそうですが、

平成5年に解体されてしまったそうです。

  残っているのは、昭和40年代の製糸工場の建物で、今ここで新しい動きが始まっている様です。 

 建物の外装は変わりませんが、中には数軒の店が開店している様です。 

 オドル(古道具)、ねずみ堂(木工)Kinuri(古着物と和風小物)Jet penguin photo stadioさん等、

今回は木曜でお休みの所、わざわざ店を開けていただきKinuriさんを見学させて頂きました。

Kinuriさんは、外の工場のごつい感じにくらべ、

入口からちょっと入るとレトロな空間へと一瞬で変えてしまう落ち着いた感じのお店です。

 Kinuriの店主・平澤さんに店の説明をしていただきました。

  平澤さんは静岡の方だそうですが、この絹の街で絹の近くで店を開きたいと、開店されたそうです。

  それで店の名前も絹里だそうです。 

 普段のファッションとして、着物が着られるようにとガンバツテおられるとか。 

 団体客の訪れる岡谷蚕糸博物館ともちょっと離れ、

ちょっと奥まった所での商売、昔では無かった形かも知れませんが、

今は車にフリマにネットにと商売のやり方も変わって来ている様です。

   
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