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第百九十六回自然と歴史探訪[本の宝石・武井武雄 豆本の世界]

   
   

おはなし:武井武雄芸術のすばらしさ・イルフ童画館 山岸館長

平成29年もあとわずかになってきました。 

  平成も30年はありそうですが、新しい年号になるのもちかそうです。 

  マリオ倶楽部では、平成29年の締めとして、イルフ童画館の館長さんをお招きして、

地元岡谷西堀の武井武雄氏の話をお聞きしながら年を越そうと企画された様です。 

  マリオ倶楽部でも第162回の明治蔵物語で下諏訪の武井家を訪ねた事がありましたが、

こちらは分家で武井武雄氏の方は、武井家本家に当たるそうです。   

西堀・平野村の武井家は、高島藩御用小姓を務め、代々平野村の村長をやって来られたそうです。  

 武井武雄は、そんな武井家の一人息子だったそうで、ご両親も、

画家としての道を歩み出すに当たっては色々と心配されたそうです。  

  西堀武井家も残っており、マリオ倶楽部でも門前まで出かけた事がありましたが、

建物は内部が改造され、文化財の指定が受けられずにいるとかで、見学できずにおりました。 

  武井武雄の作品は、岡谷のイルフ童画館に展示されているそうですが、

私は駐車場までは行った事がありましたが、ついぞ入った事もなく、絵にも触れる事も無く

、武井武雄は子供の絵本の挿絵作家かなぐらいにしか認識しておりませんでした。 

   まずは、会長から館長さんの紹介をいただき、会の始まりです。   

 山岸館長は、2010年からイルフ童画館の館長として、来られたそうです。 

  イルフというのは、武井武雄の造語で、フルイの反対をいうのだそうです。  

 1929年のおもちゃの研究・創作展の時イルフトイス展として開いたそうです。

   
   
   
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