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高森町歴史民俗資料館:時の駅

高森町歴史民俗資料館は、昭和54年に旧役場庁舎の跡地に建てられたものだそうです。

  バスは校倉造り風な本館の裏の方から入ったので、

休館かと思ったら入口は一段上の新館側にあり、会館していました。  

中では、直虎にちなんだ、赤い陣羽織を着た館長の松上さんが、館内の見どころを説明して下さいました。

中央道の開通にあたって、多くの遺跡が見つかったそうで、

増野新切遺跡では78軒の縄文中期の遺跡が見つかったそうです。

  顔面把手・吉田本城遺跡は顔が両面にある珍しいものだそうです。

   

今川氏に追われた、井伊直親は菩提寺の龍潭と仏縁の深い、

松源寺に逃れ松岡氏の庇護のもと9歳から20歳までこの地で過ごしたそうです。 

 井伊家の系図を見ながら、大河ドラマの様子も説明して頂きました。 

 直親が愛用したという、青葉の笛のレプリカが展示されていました。

  青葉の笛では平家の公達・平敦盛の話が有名ですが、

直親の青葉の笛には、笛の師匠との間に二子がもうけられ、

家系は飯田井伊氏として続いているそうです。

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