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河口湖ミューズ館:与勇輝館

最後の訪問地は、河口湖大橋を渡った対岸の八木崎公園にある河口湖ミューズ館・与勇輝館です。 

 ここは、、河口湖美術館の出来た2年後の1993年・平成5年に

創作人形作家・与勇輝氏の人形の常設館としてオープンしたそうです。  

 河口湖美術館の分館として、富士河口湖故郷振興財団で多くのボランテア会員の協力の下に運営されているそうです。 

 美術館は、久保田一竹美術館同様、2009年のミシュランガイドにも、

2つ星美術館としてとりあげられているそうです。 

 木曜日は、通常は休館日にあたるそうですが、今日は富士山の日(2/23)なので特別に開館されているそうです。 

  与氏は、昭和12年の川崎生まれだそうで、19歳でマネキン人形会社に就職、

28歳で布の材質にこだわった人形作りを始めたそうです。 

 絵本や映画の人形制作も担当する様になり、個展も開ける様になった、

1983年・46歳で退社し創作人形に専念したのだそうです。

  1991年にはパリの世界の人形・今昔展に招待出展されその後も数々の作品を世に送りだして来たそうで、

71歳になって現代の名工としても表彰されたそうです。 

  人形は、木綿の布を素材として作られているそうですが、

彼等・小さなミューズ達(ギリシャ神話の芸術の女神)が、懐かしいゆとりの時間を与えてくれるそうです。

今回の展示の目玉は、人形に合わせて作られた手作りの小さな小物達だそうで、

小物に合わせ約100体の人形で構成されているそうです。

  学芸員の古屋さんの案内で、人形達の世界をじっくりと鑑賞しました。

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