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第百八十三回自然と歴史探訪[松本ぶらり街歩き・中町通り・なわて通り

諏訪の平の雪景色。    雪雲かかる松本平。

旧制高等学校記念館:旧松本高等学校

今回の旅は、年末せまる松本の街に残された、古き良きものを訪ねぶらりと街を散策しようと企画された様です。

   最初に訪れるのは、古き青春時代の香りの残る、旧制松本高等学校です。  

  今朝の諏訪は、昨日の冷え込みで、かなり里の近くまで白くなっているのが見られました。 

  天気予報では、昼近くには晴れて来るとの事でしたが、峠から先は雪雲が広がり、

松本が近づいた辺りでちょっと雲の切れ間も出るだけで、寒い一日となりそうです。  

  バスは山麓線を走り、あがたの森へと向かいます。  

   明治19年に中学校令が公布され、高等中学校が出来、明治27年の高等学校令が出て、高等学校に改称され、

明治末までに一高から、八高までのナンバースクールが出来たそうです。

   松本では明治32年から誘致活動を展開して来たそうですが、認められず大正7年の新高等学校令により

大正8年に松本城二の丸にあった松本中学校東校舎を仮校舎として開校したのが始まりだそうです。 

   現在の県の地に本館が出来たのは、翌大正9年で、講堂ができたのは大正11年だそうです。 

   昭和25年になって、旧制高等学校は廃止、新制大学に変わったそうで、

校舎は信州大学文理学部・人文学部の校舎として使われて来たそうです。  

 昭和48年信州大学人文学部も旭町キャンパスにうつり、校舎は閉鎖される事になったそうです。 

   昭和52年松本市は建物と敷地の一部を国から買い取り、文化財としての保存と活用をはかって来たそうです。

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