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茅野市神長官守矢史料館:

神長守矢家祈祷殿・市指定文化財。

前宮の少し手前に守矢氏の屋敷があります。       

守矢家の祖先は、洩矢神で建御名方命・諏訪明神・大祝を補佐する上社五官の筆頭で、

代々祈祷と政務事務を行って来た家だそうです。  

祈祷殿の隣には、勅使殿があります。 

 勅使殿の方は、立派な勅使の玄関はありますが、住居としても使われていた様です。

勅使玄関。

勅使殿。

最初に屋敷内にある、ミシャグジ神社にお参りします。
 
  守矢氏によると、ミシャグチ神は樹・笹・石や生神・大祝に降りてくる精霊だそうで、

縄文時代から有った信仰で、東日本特に中部地方に広まった先住民の信仰だそうです。

   洩矢氏の守っていた前宮本殿・大御社宮司は前宮のあたりを大祝に渡したので、

現在の守矢邸内に移したのは、総御社宮司
(御左口総社)で、御左口信仰の中枢をなすものだそうです。  
社叢・梶・栗・カヤは市天然記念物。  梶の実が落ちていました。
   
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