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三十三番・美濃国谷汲山華厳寺・十一面観世音菩薩。 |
三十一番・近江国姨綺耶山長命寺・千手十一面聖観音。 |
二十九番・丹後国青葉山松尾寺・馬頭観世音菩薩。 | いくつかは、説明の札も残っています。 |
二十七番・播磨国書写山圓教寺・六臂如意輪観音。 | 如意輪観音。 |
参道左の崖の上に、西国三十三観音が並んでいます。 建福寺には、作者のわかる石仏が45体ほどあるそうです。 三峰川は多種の石が取れるところだそうで、 石材とされる安山石、高遠石と呼ばれた閃緑岩が多くとれたそうです。 高遠ダムの直下には閃緑岩の採石場があったそうです。 江戸中期の藩主が内藤氏になって石工は産業振興の一つとされ、 技術集団として全国で活躍する様になり有名になったそうです。 その中でも有名だったのは守屋三代・父孫兵衛、祖父貞七、貞治だったそうです。 貞治が造った石仏は生涯で340体ほどだそうですが、 各地にある三十三観音を見ると、もっとありそうな気にもなります。 ここ建福寺の三十三観音は、貞治・50代の時の作品だそうです。 |
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