9/15
三十三番・美濃国谷汲山華厳寺・十一面観世音菩薩。

三十一番・近江国姨綺耶山長命寺・千手十一面聖観音。

二十九番・丹後国青葉山松尾寺・馬頭観世音菩薩。  いくつかは、説明の札も残っています。
二十七番・播磨国書写山圓教寺・六臂如意輪観音。   如意輪観音。

参道左の崖の上に、西国三十三観音が並んでいます。 
 
建福寺には、作者のわかる石仏が
45体ほどあるそうです。

三峰川は多種の石が取れるところだそうで、

石材とされる安山石、高遠石と呼ばれた閃緑岩が多くとれたそうです。 

 高遠ダムの直下には閃緑岩の採石場があったそうです。  

 江戸中期の藩主が内藤氏になって石工は産業振興の一つとされ、

技術集団として全国で活躍する様になり有名になったそうです。 

  その中でも有名だったのは守屋三代・父孫兵衛、祖父貞七、貞治だったそうです。  

貞治が造った石仏は生涯で
340体ほどだそうですが、

各地にある三十三観音を見ると、もっとありそうな気にもなります。  

 ここ建福寺の三十三観音は、貞治・
50代の時の作品だそうです。 
寺社一覧へ 目次へ・・・次ページ・・・・戻る