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続編:温泉寺本堂

   

  本堂・鏡板。                        本堂・能楽堂。

会長さん達は、バスに戻る途中、御住職(滝瑞巌氏)に出会ったとかで、お願いして本堂を拝観させて頂いたそうです。 

 その時の写真を送って頂きました。

本堂の能楽堂は、1827年に八代藩主・忠恕によって造られたものだそうです。 

 お寺の天井は、格天井が多いですが、ここは能楽堂のままで、読経の音響効果は抜群だそうです。

鏡板は、能舞台の後座にあったものだそうで、江戸時代の画家・岩本琴斉(諏訪出身)が、

忠恕の命を受けて、観世太夫家の能舞台鏡板の図を見て、書いたのがこの老松の絵だそうです。

   
   

梵鐘(県宝)・永享2(1430)作。 

1582年、織田軍の甲州攻めのおり、織田信忠の軍が、

高森町の安養寺から略奪し陣鐘として、上社神宮寺まで引きずって来たものだそうです。

   
   
   
   
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