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最後は本館にある茶房・一竹庵で龍門の滝を見ながら一休み。 

 茶房の床は琉球石灰岩・壁は沖縄漆喰だそうです。 

 ここにも、各国の家具や置物も置かれ美術館全体が、古代人の美意識が微妙に融合している様に思われました。

  一竹美術館は、2009年度のミシュラン観光ガイドにも三ツ星美術館として載っているそうですが、

2010年には着物文化の衰退もあってか、美術館も倒産に追いやられ、

104点の作品がバラバラに競売にかけられる事になったそうです。 

 それを知ったカザフスタンのファッタフ・ジョディエフ氏・

日本留学の折一竹氏の作品も見一竹氏にも会った事があったそうですが、

価値のある連作が散逸しない様一括で購入、また作品は日本の財産として日本に残す事にしたのだそうです。

  お陰で、今回私たちも目にする事が出来ました。

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