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下和璞を抱いて泣く・中村不折・第8回文展。   牡丹孔雀図・薄暮落雁・池上秀畝。

館長さんから、作品の説明をしていただきながら館内を周ります。

  第一展示室には不折が40歳で帰国した後の油絵、同じころ高遠出身で活躍した日本画家・池上秀畝、

不折の母方の従弟・小坂芝田の作品が展示されていました。 

 下和璞を抱いて泣く・不折作は、長い間高遠小学校に飾られていたそうです。 

 大作のほとんどは国が保有、国立博物館所蔵となっているそうです。 

 第二展示室には、不折が71歳の時造った書道博物館所蔵の作品で、

36歳で渡仏した間の作品や、中国の書の不折コレクション等が展示されていました。

ギャラリーでは、江戸中期の高遠の石工・守屋貞治の十一面千手観世音菩薩のレプリカや、

石仏の写真が展示されていました。  

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